2023年10月27日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
朝食はパンかご飯かといった日常のことから、就職、結婚など、人生は選択の連続だ。この選択の岐路に立ったときに生じる「迷い」が、実は自律神経を乱す大きな要因になっている。
自律神経には、活動するときに働く交感神経と休息するときに働く副交感神経があり、その2つがバランスを取りながら、心と体の安定を保っている。しかし、迷うと「決めなければいけない」という行為がストレスになって、交感神経が優位になり、そのバランスが崩れてしまう。迷った末に決めても「本当にこれでよかったのか」と不安になり、さらにストレスがかかり、自律神経を乱すという悪循環に陥ることもある。では、どうすれば自律神経を整えて、安定した心と体の状態を保つことができるのか。
■「ああすればよかった」と後悔しない意思決定の秘密
『「シンプル」な選択が自律神経を整える理由』(小林弘幸著、青春出版社刊)では、順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクターの小林弘幸氏が、少しでも迷いを減らし、より良い選択をして、毎日をいい流れに変えていくヒントを紹介する。