2023年08月23日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
「猫が顔を洗うと雨」「ツバメが低く飛ぶと雨」「富士山に笠雲がかかると雨」というように、日本には昔から言い伝えられてきた雨に関することわざがある。天気予報がなかった時代には、山にかかる雲の様子や風向き、生き物の行動の変化から天気を予想していた。このように五感を使って天気を予想することを観天望気といい、全国各地で伝えられてきた。
では、この天気のことわざ、信ぴょう性はどうか?
■「猫が顔を洗うと雨が降る」は本当か?
『天気のことわざは本当に当たるのか考えてみた』(猪熊隆之著、ベレ出版刊)では、全国330山の天気予報を運営する国内唯一の山岳気象専門会社ヤマテンの代表取締役であり、山岳気象予報士の猪熊隆之氏が、全国各地に伝わる代表的なことわざを紹介し、そのことわざが言い伝えられてきた経緯や信憑性について検証する。