2023年01月18日20時00分 / 提供:新刊JPニュース
道路のアスファルトやガラス、プラスチックなど、身のまわりのモノは何からできているのか。その背景を「地質学」で考えるみると、普段見えるものとは違った世界が見えてくる。
■日本の道路にアスファルト舗装が多いワケ
『身のまわりのあんなことを地質学的に考えてみた』(渡邉克晁著、ベレ出版刊)では、サイエンスコミュニケーター、地質・鉱物写真家の渡邉克晁氏が、わかりやすい解説と豊富な写真や図も用いて身のまわりのあんなことやこんなことを地質学的に解説する。
日本の道路は、ほとんどがアスファルトで舗装されているが、このアスファルトは石油に含まれる成分のひとつだ。150度くらいに加熱された状態では黒くて粘り気の強い液体だが、冷えると固まる。