2022年10月31日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
スポーツに全力で打ち込み、勝利やタイムを縮めることを目指して全力を注いでいるアスリート。彼らは競技の練習や試合を通じてスポーツ以外の道に進んでも役立つ多くの能力を得てきているのだが、競技に真剣に打ち込んでいる人ほど、現役を終えて社会に出た自分をイメージできず「何ができるのかわからない」となりやすい。
■「体力だけが取り柄」の思い込みが元アスリートのビジネスでの成功を妨げる
こうしたアスリート人材への社会の目はどうだろう。
「体力がある」「困難を乗り越えて目標をやり遂げるまで努力を続けられる根気がある」などプラスの見方もあれば、体育会特有のしごきや厳しい上下関係への忌避感から「パワハラ気質があるのではないか」「体力・根性だけの人間」といったイメージを持っている人もいる。