2022年10月11日18時00分 / 提供:新刊JPニュース
星のような形をした鋭い感覚の鼻をもつホシバナモグラ、500ボルトの電気で獲物を麻痺させ、自らは痺れないデンキウナギ、ゴキブリをゾンビ化させるエメラルドゴキブリバチなど、世界にはユニークで不思議な能力をもつ生きものたちが多く生息している。
そんな生きものの研究をしているのが、ヴァンダービルト大学教授のケネス・カタニア氏だ。カタニア氏は、アメリカでは天才賞として知られる「マッカーサー賞」を受賞し、ナショナルジオグラフィック誌や日経サイエンス誌にもたびたび寄稿している。
■気泡をセンサーに使う ホシバナモグラの奇妙な生態
『カタニア先生は、キモい生きものに夢中!』(ケネス・カタニア著、的場知之訳、化学同人刊)では、カタニア氏が自然界で最も注目すべき「キモい」生きものを面白おかしく、そして魅力的に解説する。