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「森の中を飛ぶ」アマゾンマナティーの生態

2022年09月19日19時30分 / 提供:新刊JPニュース

アマゾン川水域にしかいない希少な水生哺乳類のアマゾンマナティーは、世界でも珍しい「森の中を飛ぶ」大型哺乳類といわれている。

アマゾン特有の事情として、雨季と乾季の水位の差が激しいため、雨季には川が氾濫して広大な領域が水没林になる。アマゾンマナティーたちは、その水没した森に入っていっていろいろな植物を食べている。水位の上昇は最大で十数メートルに及ぶため、林床からかなり高いところにある木の葉や果物も食べるという。アマゾンマナティーは、1年の半分の期間、水没した熱帯雨林の木々の間を縫うように泳いて暮らすのだ。
■「森のペンギン」フィヨルドペンギンの風変わりな生態
30年にわたり研究者やナチュラリストと共に活動してきた川端裕人氏が、私たちの常識を軽く超えてくる生き物たちの「へんてこ」な生態を新しい科学的なトピックをまじえて約50種紹介するのが、本書『カラー版-へんてこな生き物-世界のふしぎを巡る旅』(川端裕人著、中央公論新社刊)だ。

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