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日本史の英雄「武将」と植物の意外な関係

2022年09月06日19時00分 / 提供:新刊JPニュース

織田信長も豊臣秀吉も徳川家康も、名だたる戦国武将たちは実は植物を愛していた。派手好きで知られる信長が愛したのは意外なことに、トウモロコシの花だった。トウモロコシは、茎の先端にススキの穂のような、花びらがあるわけでもなく目立たない花をつける。なぜ、信長は、花びらもない花を好んだのか。

トウモロコシの茎の中段からめしべが伸びていて、この長く伸びためしべは赤っぽい色をして光沢がある。この糸のようなめしべは「絹糸(けんし)」と呼ばれ、シルクのような美しさがあったのだ。もともとトウモロコシは、この絹糸が美しかったので、日本に観賞用の作物として伝えられた。信長もトウモロコシを食べずに、鑑賞していたのかもしれない。
■日本史の英雄「武将」と植物の意外な関係
このように武将や武士たちと植物との関係を紐解いていくのが『徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか: 家康のあっぱれな植物知識』(稲垣栄洋著、扶桑社刊)だ。本書では、静岡大学大学院教授の稲垣栄洋氏が、植物学の視点から戦国の世から江戸時代における植物と武士の知られざる関係を紹介する。

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