2025年12月14日11時00分 / 提供:ニコニコニュース![]()
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【超解説】サクマドロップスジャムの作り方』というロウアイキューさんの動画です。
様々なテーマを設定したお菓子作りに取り組んでいる投稿者のロウアイキューさん。今回取り組みたいのは「お菓子をできるだけ少ない材料で作る」こと。
こういったレシピは動画のタイトルに【材料3つ】といった形で材料の個数を入れることから、ロウアイキューさんは「材料○つ界隈(ざいまるかいわい)」と呼んでいるそうです。
ざいまる界隈に入りたいというロウアイキューさんが、大好きだというサクマドロップスを使って材料の少ないお菓子を考えます。
まずは中身を確認したところ、23個のアメには結構な味のかたよりがありました。
そこで一部を袋入りのアメと交換し、全8種類のバランスが取れた構成に変更。これらを使ってお菓子を作ります。
最初に作るのは「材料1つ! サクマドロップスわたあめ」です。
サクマドロップスで作ったわたあめを、クッキングシートを敷いた缶に詰めたらできあがり。
こちらは味と手軽さという点では完璧ですが、結構な数のアメが残ってしまいました。これでは材料を使い切るという「せいじつ」の項目が3点だとロウアイキューさん。ざいまる界隈で大きな顔をするには全ての項目で7点は取りたいのだとか。
そこで、今度は「材料2つ! サクマドロップスマシュマロ」を作ります。
レンチンして溶かしたアメにゼラチンを加えて泡立て、片栗粉に入れてまとめました。片栗粉はノーカウントのようです。これは味と手軽さは良い線を行っているのですが、色が薄いという問題がありました。
缶の中に全ての味を詰めて出来上がるマシュマロのイメージは、アメリカにある夢の色。
しかし現実にできるのは色合いの淡いうすマロです。ここに着色料を加えては、材料2つを実現することができません。
ざいまる界隈で頭角を現すには材料4つ以下を狙いたいとのこと。
そこで、ロウアイキューさんは材料欄に注目。元々サクマドロップスに使われていた着色料を使えば、材料が増えたことにならないと考えたのです。
しかし手に入らない着色料が2つ残りました。紫コーン色素とパプリカ色素です。
そこで紫コーン色素は紫トウモロコシから抽出。
次にパプリカパウダーからパプリカ色素を抽出したのですが、こちらはアルコールに溶けても水には溶けないという問題が。
仕方がないので、先に手に入れていた紅麹とベニバナ黄を組み合わせて代用することにしました。
こうして色鮮やかなサクマドロップスマシュマロが完成!
片栗粉をまぶしても可愛い柔らかなマシュマロが出来たのですが、手軽さが1点で不合格。特に紫トウモロコシは時期も限られて入手困難です。味も基準を満たしませんでした。
そろそろ決めたいというロウアイキューさんが次に取り組むのは、「材料3つ! サクマドロップスジャム」です。アメを溶かしてレモン汁を加え、ペクチンで固めます。ちなみにレモン汁は無い方がいいとのこと。
全部の味で作ったそうですが、ハッカが見当たりません。
さらにロウアイキューさんはシリコンでアメの型をとり、1つ1つを砂糖でコーティング。
缶の中で味が混ざらない方がいいと考えたのだそうです。
ロウアイキューさんがここまで缶の中に詰めることにこだわるのは、ざいまる界隈では容器を使うという美学があるからだとか。ただし、熱い液体を入れるとコーティングが溶けるなどの問題があるので、今回はあくまで入れ物としての利用にとどめたとのことです。
缶から取り出したところも見栄えのするアメ型ジャム。
しっかり潰してジャムを感じながら食べたロウアイキューさんの感想は、
ジャリジャリします。
お砂糖が無い方がいいかもとのことです。
そこでロウアイキューさんは方針変更。コーティングはやめてビン詰めにします
紆余曲折を経て、材料3つのサクマドロップスジャムが完成です!
今度のジャムの味は8点。見た目、手軽さ、せいじつも備えたバランスの良いざいまるレシピが完成しました。
大変な苦労を重ねて材料3つのレシピへたどり着いたロウアイキューさんですが、ここにきて「ざいまる界隈には入らない」とのこと。「なぜなら冬はざいまる界隈より在宅ワイワイだから」だそうです。
ロウアイキューさんによるサクマドロップスを使ったお菓子作りの詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご覧をご覧ください。11分半の動画にギュッと詰め込まれた、ジャムに至るまでの試行錯誤の工程は必見です。
視聴者のコメント
・ダンジョン飯の宝虫ハンバーガー思い出した
・視聴者が待っていた映像
・美学が一瞬で吹き飛んでてワロタ
・ここまでたどり着くのに9割回り道なの面白すぎる
・これ多分瓶に残った香りが一番美味しいと思う
・新しい動画観れて嬉しかったありがとう
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【超解説】サクマドロップスジャムの作り方』
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