2025年12月04日11時30分 / 提供:ニコニコニュース![]()
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【DIY】レイ・ブラッドベリ『霧笛』のヴィネットを作ってみた!』というフリスクPさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
『ウは宇宙船のウ』収録の人気短編『霧笛』が題材です。
SF小説の巨匠レイ・ブラッドベリによる名作短編『霧笛』。冬の霧に包まれた灯台と、深海から現れる恐竜が織りなす哀愁漂うストーリーは、多くの読者の心を惹きつけてやみません。
そんな『霧笛』の世界を再現したヴィネット(小型のジオラマやミニチュア)を作ってみたとの動画が公開されています。投稿者はフリスクPさんです。
動画は2025年夏に発売された『ウは宇宙船のウ』の新訳版の紹介から始まります。制作者の手元にある1968年発行の旧訳版の初版本や1978年発行のコミカライズ版も登場するなど、作品へのリスペクトが熱く語られます。
収録短編の中でも『霧笛』は特に人気の高い作品です。冬の霧深い夜、灯台の霧笛にひかれて深海から一頭の恐竜が姿を現します。孤独や仲間への慕情、そしてそれが裏切られたときの悲しみを描く、寂しく胸を打つ物語です。
投稿者が制作したヴィネットは、灯台の霧笛にひかれて恐竜が海面から顔を出すシーンが再現されています。「冬の霧深い夜」を表現するため塗装はモノクロ調に。灯台には100円ショップのLEDキャンドルライトが仕込まれています。
レイアウトや台座のデザインを変更した別バージョンも制作されています。どちらのヴィネットも原作の物悲しい雰囲気をよく表現しています。
この作品は3Dプリンターで制作されました。灯台、恐竜、海面はフリーデータを使用し、3DCADソフトで組み合わせました。
フリーデータで手軽に作ったとは言え、原作ファンが心を込めて作り上げた作品には、小説の言葉がそのまま聞こえてくるような描写力が宿っています。興味を持った方は、ぜひ動画を視聴してみてください。
視聴者コメント
だからなんで毎回さらっと博物館レベルのものが出て来るのか
どっちもいい雰囲気
3Dプリンターだったのか、分からんかった
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【DIY】レイ・ブラッドベリ『霧笛』のヴィネットを作ってみた!』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45663699
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