2025年09月27日11時00分 / 提供:ニコニコニュース
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『大阪と福岡を結ぶ夜行フェリー! 名門大洋フェリーで最高効率の移動【CeVIO解説旅行】』というあゆとすさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
寝ている間に関西 – 九州間の移動を! 大阪南港と新門司港を結ぶ、名門大洋フェリーに乗船してきました。 きちんと睡眠もとれる最高のフェリーでした!
大阪南港のフェリーターミナルへやってきた投稿者のあゆとすさん。
これから名門大洋フェリーに乗って新門司港へ向かうのだそうです。
6時半の少し前、乗船が始まりました。ボーディングブリッジを渡っていよいよ船の中に入ります。
出迎えてくれるのは左右対称のエントランスの階段。2階分の吹き抜けになっています。
白く清潔感のある廊下を通って客室へ。
ファーストSというシングルルームがあゆとすさんの部屋です。ベッドの他にデスクや洗面台がついています。
テレビはワンセグとBSが受信できるとのこと。
くつろげるパブリックスペースとしては、展望ラウンジやプロムナードがあります。船内には案外机が無いのでありがたい場所なのだとか。
他に船内には案内所や売店、お風呂があります。お風呂は展望浴室なので、朝や夕方に行くといい景色が見られるかもだそうです。
続いて外へ出てみると、向かいにオレンジフェリーが停泊していました。
見上げると名門大洋フェリーのマークが描かれた大きな煙突ファンネルが目に入ります。他の船と比べても大きいと感じたそう。
大阪南港の風景を望むと、天保山の観覧車も見えます。
7時49分、岸と船をつないでいるロープが緩められました。スラスターを駆使して船が大阪南港を離れていきます。スラスターは船が横方向に移動する際に使われるプロペラのことです。
順調に岸から離れてスピードも上がってきました。このとき船は後ろ向きに進んでいるそうです。港を出る前に船首が前になるよう方向転換するとのこと。
ここであゆとすさんは展望レストランへ。大人2000円のバイキング形式で、航路周辺の美味しい名物や、航路に関係のない美味しいものが並んでいます。
フェリーの定番感あるカレーや、スイーツやソフトドリンクもいただきました。カレーはさんふらわあと比較すると家庭的な美味しさだったとか。
お腹を満たして再びデッキへ出ると、進行方向右手には元祖100万ドルの夜景の神戸の街並みが広がっています。
ライトアップされた明石海峡大橋をくぐるフェリー。この瞬間を味わうために沢山の人がデッキにいたそうです。
ちなみにデッキはとんでもなく風が強いので、春や秋でも相当冷えそうだとか。外に出ない場所としてはゲームコーナーもあります。
このあと11時頃にもデッキに出たあゆとすさんですが、瀬戸大橋を通るのは0時30分頃なので限界を感じて就寝しました。
5時50分。目覚めたあゆとすさんが見たのは荒れた天気。沿岸には暴風警報も発令されていたほどです。瀬戸内海を通る船は揺れないと言われますが、この日はさすがに少し揺れました。それでも酔うようなレベルでは無かったとのこと。
雨はまだ降っていますが、うっすら見える宇部の興産大橋や北九州空港を楽しみます。
そうして新門司港に到着。
12時間40分の航海もいよいよ終了。船を降り、連絡バスで門司港に到着したのは9時過ぎでした。
今回利用したファーストSの運賃は12210円から16610円の間で変動します。新幹線を利用した場合の運賃13870円と大きな違いはありません。乗船時間は長いですが、揺れない瀬戸内海航路を通るので睡眠を取ることができます。翌朝から現地で活動できるのがあゆとすさんにとっての魅力だそうです。
船内の様子や景色など、フェリー旅の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。あゆとすさんによる航路の解説はポイントごとの地図付きで分かりやすいです。
視聴者のコメント
・最近のフェリーはすごいなあ
・こんなん移動式ホテルやん
・レストランのバイキング好き
・瀬戸内海航路だから、どこにいても何かしら見えていいよね
・寝ながら移動できて風呂入れてあったかい飯が食える、メリットデカいぞ
・船旅いいなぁ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『大阪と 福岡を結ぶ夜行フェリー! 名門大洋フェリーで最高効率の移動【CeVIO解説旅行】』
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