2024年05月12日11時00分 / 提供:ニコニコニュース
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『小さいスパイラルバックロードホーンとダイソー300円スピーカーで重低音を狙う動画』というあいはらさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
今回は、長岡鉄男氏が設計したD-112スパイラルホーンを小型化させてダイソー300円スピーカーを鳴らしてみました! 大きなスパイラルホーンと小さなスパイラルホーンの差は、どうなのか!?
以前、長岡鉄男氏が設計したD-112スパイラルホーンをダイソーの300円スピーカーで作った投稿者のあいはらさん(画面右サイズ)。スピーカーユニットとエンクロージャー(筐体)のサイズが合っていないのではの指摘を受け、小型化することにしました。
作り方です。10cmのフルレンジから5cmのフルレンジに合わせてサイズを縮小して木材をカット。
一番内側のパーツをアーチ状にカットしたら、木工用ボンドで外側から組み立てます。ボンドを多めに塗布することで音の漏れを防ぐ目的もあるとのこと。
内部のスパイラルホーン構造のできあがりです。
裏面の真ん中にスピーカーケーブルを通す穴を開け、バッフル側にスピーカーユニットの取り付け穴も開けました。
スピーカーユニットは、ダイソーの300円スピーカーを分解してユニット部分のみを使用します。
ダイソーの300円スピーカーのユニットに合わせた、スパイラルバックロードホーンの完成です!
さっそく聞き比べ。ダイソー純正以外のスピーカーでは格安アンプLPV3Sを使い鳴らします。
ダイソーのスピーカーから今回作ったミニD112 スパイラルバックロードホーンに変わると、「⁉」「おお」「すごい」の反応が。それくらい違う音が出ています。
スピーカーがアップなのは、エンクロージャーが大きくて距離などを合わせると画面に入り切らないからです。
次は長岡鉄男氏が設計したサイズでのD-112。こちらもダイソースピーカーより良い音が出ています。しかしサイズを合わせたもののほうが低域を強く感じるとのこと。
ちなみに板だけを外した平面バッフルでも微妙に低域が増すのですが、箱がある時の不思議な音の立体感は無くなるのだとか。やはりスパイラルホーンの意味はあるようです。
こちらは周波数を比較したもの。今回のスピーカーは緑色で、純正の赤はもちろん、以前制作した水色のものより低域がしっかり出ているのが数値的にも現れていますね。実際の音の違いに興味を持たれた方は、どうぞ動画でお聞きください。
サイズを合わせたことで、グッと締まった低域を感じた今回の制作。これからも「どんなふうに鳴るんだろう」と楽しみながらスピーカーを作って行きたいそうです。
視聴者のコメント
・あ、ちゃんと違う!!わかる!!
・音が解放された感がすごい
・純正→作ったのになった時、音の目が覚めたみたいになるの面白いなぁ
・ダイソーでこいつを見るたび動画を思い出す
・でかいやつより小さいほうが合ってると思う(材質が影響してなければ)
・見た感じボーカルが前に出てくるのはミニD112?
・8888
▼動画はこちらから視聴できます▼
『小さいスパイラルバックロードホーンとダイソー300円スピーカーで重低音を狙う動画』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43639380
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