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「オランダ語がまるでデタラメに思えるんだけど…」英語圏の人々が驚く文章

2023年03月12日13時32分 / 提供:らばQ

西欧諸国の言語はポルトガル語でもドイツ語でもアルファベットが使われていることもあって、英語圏の人でもなんとなく雰囲気はつかめるようです。

しかし、あるオランダ語の文を見て「これって本当に言語なの?」と驚いていました。

 

How is Dutch even a real language? : Reddit

上は 「日替わりのニンジンジュース割引」 という意味のオランダ語。
下は英語に翻訳した結果。

すごい文字列が並んでいます。やけに子音が多いアルファベットの羅列。

イギリスから地理的にも歴史的にも密接なオランダということもあり、多くの英語スピーカーたちが驚いていました。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●多分このパスワードはWifiで自動生成したものに間違いない。

●今日、"daegelijcxe"が実際の伝統あるオランダ単語のスペルだと知った。

↑オランダ語のスペルは1550年にある程度の標準化が進められた。しかし1634年に出版された聖書のオランダ語訳でさえ、作家が賛同しなかったため一致していない。公式な標準化は1804年/1805年になってから。
オランダ語は音声を再現しようとする人がほとんどで、「kwamen」が「quamen」と綴られているのはそのため。

↑オランダ語を勉強しているところだけど、英語と比較してスペルのほとんどがわかりやすいことに感謝している。
jがyでgが小声のhであることを乗り越えれば、あとは全部理解できる。
Duolingo(無料の教育WEBサイト&アプリ)のコースは半分以上進んだが、無声文字やghの奇妙な使い方、語尾のeが母音を変化させるような例には出会っていない。その点は英語よりもいい。

↑大学でドイツ語を2学期間学んで、その後Duolingoや他のプログラムでオランダ語を学んだ。その結果、得られたものは次のとおり。
どちらの言語も英語よりは納得は行くが、全く意味はわからない。
そして、今後出会うオランダ語やドイツ語のネイティブスピーカーは、おそらく私よりも英語を上手に話すと思う。

●ニンジンジュースのことをヴォーテルサップと言うのはすばらしい。ヴォーテルはニンジンのことだね。

↑オランダの小学生なら誰でも知っているが、4のWortelは2。

↑wortelは「ルート」の意味もあるの?

↑そう、ルート(根っこ)という意味。ドイツ語ではWurzel。

●自分はノルウェー語と英語を話せる。ドイツ語はゆっくり話せば理解できる(読むこともできる)。
オランダに行くのは楽しいけど、オランダ語を読むのは文章を細かく切り刻んで、その断片を3つの言語に翻訳し、またつなぎ合わせた謎解きのようなもの。

↑オランダ人からすると、デンマークに行くのはさらに楽しい。デンマーク語はまあまあ読めるが、実際に話しているのを聞くと悪魔の言葉を話しているよう。

↑デンマーク人だけど、オランダ語はドラッグをやりすぎたように聞こえ、気取った10代の猫がデンマーク語を書いたのように読める。

綴りがわかりやすいのは、学習者にとってありがたいですね。
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