2024年05月21日18時46分 / 提供:マイナビニュース
神戸大学は5月20日、褐藻の一種である「クジャクケヤリ」の藻体の先端にある房状の「同化糸」(光合成(炭酸同化)を担う細胞の糸)が緑色に輝くように見える現象は、同化糸細胞内に含まれる「イリデッセント(虹色)ボディ」(以下、「Iボディ」と省略)と呼ばれる直径15μm程度の球状構造の内部に、直径150nm程度の微細な顆粒が結晶のように規則的に配置することで生じていることを明らかにしたと発表した。
同成果は、神戸大 内海域環境教育研究センターの川井浩史特命教授、北海道大学 室蘭臨海実験所の本村泰三名誉教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、藻類に関する全般を扱う学術誌「European Journal of Phycology」に掲載された。
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