東京商工リサーチは、2024年上場企業「早期・希望退職者」実施状況結果を4月24日に発表した。同調査は、「会社情報に関する適時開示資料」(2024年4月23日公表分まで)と東京商エリサーチ調査に基づき、希望・早期退職者募集の具体的な内容を確認できた上場企業を対象に行われた。
2024年4月23日現在、「早期・希望退職者」の募集が判明した国内の上場企業は21社で、前年同期の16社を5社上回った。対象人数(国内)は3,724人(前年同期1,236人)で、前年同期の3倍に達した。すでに2023年(3,161人)の年間実績を563人上回り、構造改革の促進で年間1万人超のペースで推移している。