ベネッセ教育総合研究所は、「経験を通して学ぶことの意味を考えるデータ」をまとめた。今回のデータは、小1~高3まで12学年の約2万組の親子の意識・行動の変化を、2015年から継続して追っている親子調査「子どもの生活と学びに関する親子調査」結果を新たに分析したもの。期間は、各年7〜9月、いずれも郵送で行った。
小4から高3の子どもに1年間に経験したことをたずねたところ、「好奇心・探索の経験」と「果敢な挑戦の経験」は2~3割で横ばい、「将来を考える経験」は4割強で横ばいだったが、「夢中・没頭の経験」は7割から6割に、「達成・自信の経験」は4割から3割に減少していた。