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2億画素カメラの「旅気分スマホ」、海外で「realme 11 Pro+ 5G」を使ってみた

2023年10月06日17時14分 / 提供:マイナビニュース

海外では様々なスマートフォンが販売されています。realmeの「realme 11 Pro+ 5G」は旅する人をイメージした製品だといいます。ちょっと上品なデザインのスマートフォンですが、カメラ性能も高くターゲットユーザーを絞った製品です。

realmeはコスパの高い低価格なスマートフォンで東南アジアやヨーロッパで人気のメーカーになっています。realme 11 Pro+ 5Gは6.7インチディスプレイにメディアテックのミドルハイレンジモデル向けチップセット、Dimensity 7050を搭載しています。ハードなゲーム用途には向いていませんが、「旅スマホ」として日々の写真を楽しむ用途には十分な性能です。東南アジアでは6万円前後で販売されています。

性能だけを見ると他のメーカーからも同等レベルの製品が出ていますが、realme 11 Pro+ 5Gは本体デザインに特徴があります。背面は革風の仕上げで、中央につなぎ目のあるような仕上げはちょっと他では見かけません。その上に円形のカメラを納めて左右対称のデザインにまとめています。これは有名なデザイナー、Matteo Menottoが手掛けたもの。テーマは「都市探索」で、旅する気持ちで日常生活を送るためのデザイン、と言えるのかもしれません。

realmeは過去にも日本のプロダクトデザイナー、深澤直人氏と提携したスーツケースデザインのスマートフォンを出しています。そちらもやはり都市探索をイメージした製品でした。またrealme 11 Pro+ 5Gは海外で老舗の旅行ガイドを出しているロンリープラネットと提携しています。カメラを起動するとロンリープラネットが監修した写真フィルターが3つプリインストールされており、映える旅行風の写真が撮れるというわけです。

カメラは3つ搭載。広角カメラが2億画素、超広角カメラが800万画素、マクロが200万画素です。2億画素あれば暗いシーンも苦手としませんし、明るい場所では複数の画素をまとめるピクセルビニングでより詳細な写真が撮れます。望遠カメラはありませんが、In-sensor-Zoom機能により2倍はもちろん4倍のデジタルズームもノイズの少ない美しい仕上がりで残してくれます。また2億画素で撮影して一部分を切り取って拡大すれば、疑似的ではありますが望遠撮影と同じになります。

海外(マニラ)滞在中にカメラを使ってみましたが、夜景もきれいに表現してくれます。カメラは十分満足できる性能です。本体は滑りにくい素材ですし、カバーをつけずに使っても傷がつきにくそうな仕上げです。このまま本体をポケットに入れてカメラとして使うのもよさそう。なお製品には透明ケースが付属しますが、ケース無しのほうが握りやすく使いやすいと感じました。

フロントカメラは3,200万画素とこちらも高画質でセルフィーも綺麗に撮れます。中国メーカーのフロントカメラの美顔モードは年々性能がよくなっており、より自然に盛れる写真が撮影きます。realmeはOPPOと同じグループ企業なので、realme 11 Pro+ 5Gの美しいセルフィー性能もOPPO譲りなのでしょう。

Realmeのスマートフォンは過去にも何機種か試したことがありますが、realme 11 Pro+ 5Gは性能が十分な上に特徴的なデザインの製品なので、毎日使い続けたいと思わせてくれました。カフェのテーブルの上に置いてもさりげなく目立ってくれます。また今回使ったホワイトのボディーはどんなファッションにも似合う色合いだと感じます。

スマートフォンを選ぶときは価格や性能に目を奪われがちですが、realme 11 Pro+ 5Gはデザイン面でも惹きつけてくれる製品です。白いボディーを基調としつつワンポイントのアクセントカラーや縫い目風のモールド、丸いカメラ台座など背面デザインも毎日見ていても飽きないかもしれません。東南アジアでは結構人気の製品になっているそうです。

富永彩乃+山根康宏 富永彩乃(とみなが あやの) ITジャーナリスト/自撮り端末研究家。日本や海外各国のIT事情、特に海外の最新スマートフォンやビデオコンテンツサービスに精通。海外展示会の取材も積極的にこなし、現地からライブ配信によるレポートや動画撮影・編集も自身で行っている。スマートフォン複数台を常に使いこなし、TVやメディアへの出演も多数。 山根康宏(やまねやすひろ) 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど活動の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から百万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。 この著者の記事一覧はこちら

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