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空港ラウンジってどんなところ? 新しくなったJALの羽田空港国際線「サクララウンジ」に行ってきた

2023年03月27日14時24分 / 提供:マイナビニュース

日本航空(JAL)では3月26日、羽田空港 第3ターミナルのサテライトラウンジエリア4階に新しいサクララウンジをオープンさせた。既存のサクララウンジ スカイビュー(同エリア5階)とあわせた席数は約800席で、これは国内最大規模となる。担当者は「最上級の安らぎと寛ぎを演出する新しいサクララウンジにて、ご出発前のひとときをゆっくりお過ごしいただけたら」とアピールする。

新しいサクララウンジは、羽田空港 第3ターミナル114番ゲート近くのサテライトラウンジエリア4階にオープンする。コンセプトは、伝統的で洗練された和の素材をスタイリッシュに表現した"モダンジャパニーズ"+それぞれの空間に変化をもたせた"room to room"としている。

明るく開放感のあるラウンジ~ダイニングエリアに379席を配置。利用者は空港全体を見渡せる抜群の景色を眺めつつ飲食などを楽しむことができる。営業時間は早朝6時から最終便出発まで。

このほか、シャワー室、マッサージ室、クロークなども完備した。

ラウンジサービスの利用条件は、対象となる会員ステータス保有者(「JMBダイヤモンド」「JGCプレミア」「JMBサファイア」「JALグローバルクラブ」)、もしくは対象となる搭乗クラス利用者(「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス(※空港当日アップグレードによる搭乗・他社運行のコードシェア便を除く)」「エコノミークラス(Flex Y運賃)(※韓国・グアム行きの便を除く)」。同行者の利用など詳細は公式サイトで確認してほしい。会員ステータス保有者と搭乗クラス利用者以外でも、対象条件を満たす航空券・予約のある人なら4,950円で有料利用もできる(料金は日本で購入した場合、購入地区により異なる)。
○どんな食事が提供される?

ラウンジで提供される人気メニューと言えば「JAL特製オリジナルビーフカレー」が有名だが、それ以外にも「未来の食材50」を使ったバラエティ豊かなメニューなども用意されている。

大豆でつくられたパテを使用した「NIKUVEGEバーガー」のようなプラントベースメニュー(すべて、あるいはほとんどを植物由来原料から作った食品)も導入。そしてハラル認証を受けた「ベジタブルペンネ」も用意。このほかユーハイムの協力を得て、従来なら廃棄処分にされていたバウムクーヘンの端をつかったデザートも提供される。

JAL's SALONでは「響」「山崎」などの国産プレミアムウイスキー、国産クラフトジン、国産クラフトウォッカなどの"日本の匠の味"を楽しめる。日本茶、和菓子なども提供。

○海外旅行の気分を盛り上げたい

日本航空 商品・サービス開発部の岩本正治氏は、この新しいサクララウンジについて「本来は2020年の夏にオープンする予定でした」と明かす。当時、羽田空港の国際線の発着枠の拡大にともない便数が増えることを見越して整備を進めていたという。そして「実にこの3年間、計画を凍結していたわけですが、昨秋あたりから入国規制の緩和などの動きが出てきましたので、半年前より再始動に向けて動き出しました」と説明。2023年の夏ダイヤ(2023年3月26日~)にあわせてオープンできる運びとなりました、と安堵の表情を見せる。

また、商品・サービス開発部の大野重穂氏は「いま国際線の需要が高まっています。ひとつ上のフロア(5階)にある既存のサクララウンジ スカイビューは403席ありますが、だいぶ混雑してきました。そこでこちらのラウンジも開けることで、お客様にゆっくり過ごしていただこうと考えております」と説明。海外旅行に出かける利用者の気持ちを盛り上げられるよう、しっかり運営していきたいと話していた。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら

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