ChatGPTを搭載した組織の振り返り共有ツールをリリース、リフレクト

リフレクトは3月7日、企業のオンボーディングを推進する振り返りラーニングツール「リフレクト」について、2月にAI（Artificial Intelligence：人工知能）チャットボットである「ChatGPT」を活用したAIコーチサービス「リフレクこ」を搭載していたことを発表した。

同社が手掛けるリフレクトは、落ち着いて日々を内省（リフレクション）し行動を改善することを目的としたラーニングツール。個々の学びを他のメンバーが閲覧したりクリップしたりすることで、疑似的な他人の体験を通じた組織全体の学習も見込めるという。クリップしたAIからの回答は、1週間後以降にリマインド表示をして定着を促す。

AIコーチは日々の振り返り内容について、励ましや共感、コメント、アドバイス、問いかけなどのアクションを取る。振り返りによる課題の言語化をおこなった後に、気になる点について、AIコーチへ確認可能とのことだ。

リモートワークの増加などにより、日報などを通じた直接的な指導が難しくなる中、リフレクトのAIコーチ機能により新人社員のスキルアップを促進するとしている。同サービスは最初の1カ月間は無償で利用可能で、次月以降は1ユーザー当たり月額1000円（税抜き）が発生。