2023年03月06日12時19分 / 提供:マイナビニュース
学情は3月6日、20代の仕事観や働く意識をひも解くために1月31日から2月14日の期間で実施した「仕事の生産性」の調査の結果を発表した。有効回答数は353名。
今回の調査で、仕事において、「タイムパフォーマンスが悪い」または「生産性が低い」と「感じたことがある」と回答した20代が53.8%に上ることが分かった。「どちらかと言えば感じたことがある」34.6%を合わせると、9割に迫る20代が「生産性が低い」と感じた経験があると回答している。
具体的には「デジタル化すれば省力化できることを、書面で対応している」「お辞儀をして見える角度でハンコを押すなど、業務の質とは関係のないルールや慣例が多くある」「周囲の人が残っているからという理由で残業をするのは時間の無駄だと思う」といった声が上がっている。
また、生産性向上のために「意識していることがある」と回答した20代は27.2%に上る結果となった。「どちらかと言えば意識していることがある」と回答した42.8%を合わせると、7割の20代が生産性向上を意識していることが分かった。
意識している内容としては「組織全体の生産性を高めるために、自分の業務の前後にある工程を意識して仕事をしている」「既存のやり方が最善かどうかを常に自問自答しながら業務を進めている」「仕事の目的を確認し、目的に応じたアウトプットを意識している」といった声が寄せられている。