NECは3月3日、物流倉庫・工場などでの作業内容やレイアウトの頻繁な変更など、変化に柔軟に対応できるロボット制御AIを開発したと発表した。
同AIの制御技術には、機械学習の分野で注目される「世界モデル」がコア技術として利用されており、AIがロボットの動作によって起こる結果を予測することができる。これにより、過去に試したことのない作業条件であっても、予測に基づいて状況に即した常識的な判断を行い、臨機応変にロボットを動かすことが可能になるという。
同日には記者説明会が開かれ、同AIをはじめ、物流業界の中でも倉庫領域のDX(デジタルトランスフォーメーション)に活用できる技術が紹介された。