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宇宙航空研究開発機構(JAXA)、九州大学(九大)、海洋研究開発機構、名古屋大学、京都大学、広島大学、東北大学、北海道大学、東京大学の9者は2月24日、リュウグウ試料の揮発性軽元素の元素分析と同位体比測定を行った結果、3.8%の炭素(C)、1.1%の水素(H)、0.16%の窒素(N)、3.3%の硫黄(S)、12.9%の熱分解性の酸素(O)が含まれていることが明らかになり、これらの元素が無機鉱物と同時に有機物も形成していることを解明。またその元素量は、今まで報告された炭素質隕石中の量と比較して最も多い部類に属し、リュウグウが揮発性元素に富んだ天体であることが明らかになったと共同で発表した。