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【CP+2023】作りよし、価格よし、デザインよし 三脚は中国メーカーが熱い!

2023年02月25日17時24分 / 提供:マイナビニュース

4年ぶりの開催となるCP+ですが、その間にメーカーの勢力図が変わってきたものも少なくありません。そのひとつが三脚です。これまで三脚というと、日本と欧米のブランドが市場の大半を占めていましたが、このところ目覚ましい躍進を遂げているのが中国の三脚ブランドです。今回のCP+でも、いくつかの中国ブランドが出展して来場者の注目を集めていました。

まずは「Leofoto」。脚に貼られた青いロゴのステッカーが目印の三脚で、現在多くのプロ写真家やインフルエンサーなどから圧倒的な支持を得ているメーカーです。特徴は、高い工作精度による仕上がりと、値ごろ感の高いプライスタグ。かつての中国製品に見られた“安かろう悪かろう”のイメージなど一切ありません。

今回のCP+では、軽量コンパクトなカーボン三脚「Mr.Yシリーズ」や、大口径の超望遠レンズでの使用を考慮した大型の油圧雲台などの新製品を多数展示し、来場者の注目を集めていました。国内の代理店であるワイドトレードの上田晃央社長もブースに立ち、来場者の質問に答えている姿が印象的でした。

「SIRUI」は、早い時期から中国の三脚メーカーとして知られているブランド。国内では、常盤写真用品が2011年より取り扱っています。こちらも精度の高いつくりが魅力で、大小さまざまな三脚を展開。ブースでは、ところと狭しと多くの三脚を並べているのが特徴でした。また、今回のCP+に合わせて急遽開発したアイテムもあるといい、この展示会をいかに重要視しているかが分かりました。

3つ目が「BENRO」。このブランドも歴史が古く、設立は1995年。日本国内での展開もこれまで積極的に行っています。今回のCP+では、同ブランドの輸入代理店であるVANLINKSのブースの一角で展示していました。小規模ながらも、つくりの良さなどが感じられる展示となっていました。

三脚以外では、角形フィルターも中国ブランドの躍進がこのところ目立ってきています。とどまるところを知らない勢いから、カメラアクセサリーは中国メーカー勢の動向から目が離せません。

著者 : 大浦タケシ おおうらたけし 宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、雑誌カメラマンやデザイン企画会社を経てフォトグラファーとして独立。以後、カメラ誌および一般紙、Web媒体を中心に多方面で活動を行う。日本写真家協会(JPS)会員。 この著者の記事一覧はこちら

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