2023年02月25日19時00分 / 提供:マイナビニュース
空誓上人(市川右團次)の「阿呆に銭を貢いでも、阿呆は戦にしか使わん。死に金じゃ」は、なかなか辛辣なセリフである。家康(松本潤)は「国を守るために、民を守るために……」と反論するが……。現代にも通じるような議論がされた大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)、第7回「わしの家」(演出:小野見知)。この回のテーマは“家”だった。
松平元康(松本潤)が“家康”と改名した。三河をひとつの“家”にしたいという願いをこめた名前である。家康は、妻・瀬名(有村架純)の、父母と帰る家を亡くした深い悲しみを癒やそうと、三河を平和なひとつの家にしたいと考え始める。少し前までは、いくら故郷とはいえ貧しい岡崎より、豊かな人質先・駿府がいいと思っていた家康だが、いまやすっかり地元愛に目覚めている。
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