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日本の宇宙ベンチャー「気球で日帰りの宇宙遊覧」事業化 - 費用は2,400万円、将来は100万円台に?

2023年02月25日00時18分 / 提供:マイナビニュース

日本の宇宙ベンチャー企業・岩谷技研が2月21日、気球による日帰り宇宙遊覧を体験できるサービスの搭乗者募集を開始し、ネットで注目を集めている。費用は約2,400万円。今年12月以降、順次打ち上げを予定しているという。

この日帰り宇宙遊覧を体験できるサービスは、誰もが宇宙を体験できる「宇宙の民主化」を実現するという共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」の一環で事業化したもの。高高度気球と、同社の開発した2人乗り気密キャビン「T-10 Earther」で実現する。パイロットとの2人乗りで、2時間かけて上空25~30キロメートルの成層圏へ上昇し、青く輝く地球と宇宙空間を1時間遊覧。その後1時間かけて降下するというメニューだ。

気密キャビンの「T-10 Earther」は、強固な樹脂素材と工学設計により、真空・低温・無酸素という成層圏の過酷な環境下においても気圧変化と温度変化を旅客機以下に、飛行時の振動や揺れは新幹線以下に抑え、安全で快適な宇宙遊覧ができるキャビンだとされる。またパラシュートなどの緊急時の安全装備も複数搭載しているという。展望の良さが特徴で、宇宙船としては極めて大きな直径150センチのドーム型窓を備え、地球と宇宙を一望できるのだとか。

今回の日帰り宇宙遊覧では、搭乗者として5名を募集。応募条件や、募集要項などは「OPEN UNIVERSE PROJECT宇宙遊覧体験 ご搭乗者募集サイト」で確認できる。

同社はこのサービスについて、2023年から2024年にかけて商業運行を開始する予定としている。また将来的には、100万円台でのサービス提供を計画しているとのこと。

ネット上では「サイヤ人ポッドに似た形状なのは良い」「TIEファイターやん」「ジュラシックワールドのジャイロスフィアで草」と「T-10 Earther」の形状に注目が集まったほか、「風船おじさんを思い出した」「2400万も出すなら月まで行きたい」「閉所恐怖症死ぬ」「短時間の宇宙船よりこっちの方が楽しそう」などの声が寄せられた。

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