婚活女性、物価上昇で相手に求める希望年収「上がった」割合は?

TMSグループの結婚相談所フィオーレは2月22日、「物価上昇についての意識調査」の結果を発表した。同調査は2月17日～19日、婚活中の男女274人を対象にインターネットで実施した。

物価上昇で相手に求める希望年収は変わったか尋ねたところ、女性の30.9%が「上がった」、68.2%が「変わらない」と回答した。「ケチな男性は無理になった!」「女性1人の稼ぎでは厳しい世の中」「まだまだ物価上昇が続くと思うと、年収が高いにこしたことはないなと思いました」といった声があがった。

男性は81.1%が「変わらない」、10.4%が「下がった」、8.5%が「上がった」と答えている。物価上昇については、「今の生活でも苦しいのに、人と会うだけの余裕が無くなりました」「婚活に行けない」「正直言って婚活している余力がない」「物価が上がり、賃金が据え置かれ、経済的負担が高まる中で、婚活に対する期待感や意欲はあがりにくい」などのコメントが寄せられた。

「物価上昇が起きて男性に求める年収が上がった」と回答した女性を年齢別に見ると、40代が48%と最も多かった。

「物価上昇が起きて女性に求める年収が上がった」と回答した男性を年齢別に見ると、最も比率が高かったのは60代(28.6%)だった。