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豊嶋花、『どうする家康』で“今世紀最大の緊張”も松本潤の発言に喜び 子役からの転機も語る

2023年02月24日10時00分 / 提供:マイナビニュース

●『どうする家康』たね役「自分の糧になった」
現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』で有村架純演じる瀬名に仕える少女・たね役を演じ、Netflix映画『ちひろさん』(世界配信&全国劇場公開中)でも有村と共演した豊嶋花。1歳のときに芸能活動を開始し、15歳にして数々のドラマや映画に出演している豊嶋にインタビューし、大河ドラマ出演や有村との共演について話を聞くとともに、女優として活動を続けていきたいと気持ちを固めた転機も語ってもらった。

豊嶋は、『どうする家康』で関口家の侍女として瀬名(有村)の世話をするたねを演じ、『ちひろさん』では、自由に生きているちひろ(有村)の姿に心惹かれ、ちひろと出会うことで次第に自らの殻を打ち破っていく高校2年生の瀬尾久仁子(通称・オカジ)を演じた。

――『ちひろさん』の撮影が先だったそうですが、『どうする家康』で再び有村さんと共演され、いかがでしたか?

『どうする家康』でもう1回お会いしたときに、「こんなすぐ会えるなんてうれしいよ」と声をかけていただいて、「こちらこそです」と。とてもうれしかったです。

――たね役を演じた感想もお聞かせください。

たねと瀬名姫は、オカジとちひろさんと近いところがあって、どちらも瀬名姫とちひろさんについていっているところが似ているなと。たねは侍女なので忠誠心もありつつ、仲がいいというのが表現できたらいいなと思って演じました。

――現場では有村さんとどんな話をされていましたか?

「高校生になったんでしょ? どう?」と学校の話を聞いてくださって、そこに松本(潤)さんや岡部(大)さんや渡部(篤郎)さんもいらっしゃって、大御所の方々に囲まれながらお話させていただきました。

――そうそうたる方々に囲まれて緊張しなかったですか?

めちゃめちゃ緊張しました! 今世紀最大の緊張でした(笑)

――一番緊張した瞬間は?

最初の現場入りのときと、松本さんに初めてお会いしたときはすごく緊張しました。「たね役の豊嶋花です」とご挨拶したら、「知ってるよ。『大豆田とわ子と三人の元夫』見てたよ」と言ってくださって、「ありがとうございます!」って、すごくうれしかったです。

――元康の“瀬名奪還作戦”を成功させようとたねも奮闘しますが、ともに元康のもとへ行くことは叶わず、瀬名と別れることに。

お城に兵がいっぱい乗り込んでくるシーンでは、たねは精一杯それを止めようとして、受け身のアクションを頑張りました。大河ドラマという大きな作品でアクションをやらせていただいてうれしかったですし、もっとガッツリやってみたいなと思いました。

――『どうする家康』出演はどんな経験になりましたか?

人生の大きなターニングポイントになってくれるのかなと思っています。こんなに歴史のある素敵な作品に出演させていただいたというだけで、自分の糧になったと思いますし、有村さんや渡部など演技のお上手な方々の側近としてついていられてとても勉強になりました。

――2013年放送の大河ドラマ『八重の桜』にも出演されていますが、そのときのことは覚えていますか?

全然覚えてないので、気持ち的には今回が初めての大河ドラマという感じでした。

――また大河ドラマに出演したいという思いはありますか?

あります。具体的にイメージは湧いていませんが、またお着物を着て。今度はやんちゃな役を演じてみたいです。

●1歳から芸能活動 『トットちゃん!』が転機に
――豊嶋さんは1歳のときに芸能活動をスタートされましたが、ご両親が芸能界に入れたいという思いがあったのでしょうか。

そうですね。最初は思い出作りみたい感じでやらせてもらいました。

――覚えている最初の仕事は?

5歳のときに『外事警察 その男に騙されるな』という作品で初めて映画に出演させていただいたのですが、その作品が最初の記憶です。その頃は習い事みたいな感じで、みんながピアノの発表会に行くみたいな気持ちで撮影に行っていました。

――そこからいろんな作品に出演する中で、この仕事をずっとやっていきたいと思うような転機はありましたか?

小学5年生ぐらいのときに『トットちゃん!』(黒柳徹子の幼少期役)に出演したのですが、その作品から演技をもっとちゃんとやろうと思いました。

――どうして演技への思いが強まったのでしょうか?

作品もトットちゃんというキャラクターも好きで、トットちゃんをどうしてもやりたくて、オーディションを勝ち抜くために頑張って練習したからです。実際にトットちゃんを演じることができてすごくうれしかったですし、自分で考えて演じる楽しさも感じました。

――そこからさらに経験を重ねられ、今は女優業に対してどんな思いですか?

将来もずっと続けていきたいお仕事です。カットがかかった瞬間のふわっと現実に戻る感じと、クランクアップしたときの達成感がすごく好きで、やりがいを感じています。

――今後、どんな女優になりたいと思い描いていますか?

一番の夢は日本アカデミー賞を受賞することです。そして、「この人この役もやっているんだ!」と思ってもらえるような女優さんになりたいと思っています。

――アカデミー賞を受賞したいと思ったきっかけは?

授賞式を見ていて私の憧れの女優さんや俳優さんがいっぱい出演していて、私もこのカーペットを歩きたいと思いました。

――有村さんへの憧れを口にされていましたが、やはり目指すべき存在となっているのでしょうか。

有村さんは女性としても女優さんとしても本当に尊敬している方なので、私もいつか有村さんみたいになりたいなと思っています。

●『大豆田とわ子』で女優業への気持ち固まる
――こんなドラマ枠に出演したいなど、具体的な目標はありますか?

好きな漫画が実写化されるときに参加したいと思っています。『薫る花は凛と咲く』という作品が、イラストからストーリーからすべてが素敵で、この作品が実写化されるときはエキストラさんでもいいから出たいです!

――ちなみに、女優業をやっている中で行き詰まったことや壁を感じたことは?

あります。体重管理はずっと自分の中で壁ですね。太りやすくて。運動と食事制限で管理していますが、頑張らないといけないなと思っています。

――女優ではない道に進みたいと思ったことはありますか?

ほかにやりたいことができたわけではなく、いったん中断してほかにやりたいことを探したいという時期はありましたが、今は固まっています。

――ほかにやりたいことを探したいと思っていたのは『トットちゃん!』の前ですか?

中学校に入ってからもそういう時期はありましたが、『大豆田とわ子と三人の元夫』あたりからギュッと固まってきました。『大豆田とわ子』は反響もすごくて、私の中ですごく素敵な作品なんです。あの作品に携わることができたのが大きかったなと思います。

――そして、『ちひろさん』『どうする家康』への出演で、さらにやりがいが増しましたか?

そうですね。素敵な作品に参加することができ、有村さんをはじめ素敵な方々とご一緒することができ、これからも頑張っていきたいなと改めて思いました。

■豊嶋花
2007年3月27日生まれ、東京都出身。2008年、1歳のときから芸能活動を開始し、数々のドラマや映画に出演。主な出演作は、連続テレビ小説『ごちそうさん』、大河ドラマ『八重の桜』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』『キッドナップ・ツアー』『トットちゃん!』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』、映画『外事警察 その男に騙されるな』『真夏の方程式』『恋妻家宮本』など。2021年に放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』では、大豆田唄を演じ一躍注目を集める。その後、ドラマ『みなと商事コインランドリー』『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』などに出演。『瑠璃も玻璃も照らせば光る』ではドラマ初主演を務める。現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』にたね役で出演。Netflix映画『ちひろさん』(2月23日世界配信&全国劇場公開)でオカジこと瀬尾久仁子役を演じた。

ヘアメイク:石川奈緒記 スタイリスト:岡本純子

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