千葉大学は2月21日、従来の「電気インピーダンス・トモグラフィ法」(EIT)を基盤とし、新規に開発したプリント基板上に設置した微小電極アレイセンサを実装した「PCB-EIT」法を提案し、イオンチャネルを介して生じる、不均一な細胞外イオン濃度のイメージングに成功したことを発表した。
同成果は、千葉大 国際高等研究基幹の川嶋大介特任助教、同・大学院 工学研究院の武居昌宏教授、同・大学院 理学研究院の村田武士教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、英国物理学会が刊行する科学機器および測定に関する全般を扱う学術誌「Measurement Science and Technology」に掲載された。