大阪大学(阪大)と京都大学(京大)の両者は2月21日、サルを用いた動物実験で、ある個体のiPS細胞から作製した軟骨を、膝関節軟骨を欠損した別の個体に移植した結果、関節軟骨が再生することを明らかにしたと共同で発表した。
同成果は、阪大大学院 医学系研究科/同・大学院 生命機能研究科の阿部健吾特任研究員(京大大学院 医学研究科 整形外科学兼任)、同・妻木範行教授(阪大 WPI-PRIMe/京大 iPS細胞研究所 CiRA臨床応用研究部門兼任)らの共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。