2023年02月20日13時39分 / 提供:マイナビニュース
東京大学(東大)は2月17日、木材由来のセルロースナノファイバー(CNF)を用いて、透明かつ建築物や輸送機器などの構造材として利用できる高い強度を持つ板状材料を開発することに成功したと発表した。
同成果は、東大大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻の石岡瞬大学院生、海洋研究開発機構 海洋機能利用部門 生物地球化学センター/東大大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻の磯部紀之農学共同研究員、東レリサーチセンター 材料物性研究部の平野孝行氏、同・的場伸啓氏、東大大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻の藤澤秀次助教、同・齋藤継之教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国化学会が刊行する持続可能な化学とエンジニアリングに関連する分野を扱う学術誌「ACS Sustainable Chemistry & Engineering」に掲載された。
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