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真っ先に解決したい子育ての課題「身体的負担」、支援サービスの認知度は?

2023年02月20日16時04分 / 提供:マイナビニュース

NTTデータ経営研究所は2月16日、「子育て当事者の課題と子育て支援策のニーズ調査」の結果を発表した。調査は8月18日〜25日、20代〜50代の男女1,050人を対象に行われたもの。

まず、少子化対策に向けた子育て当事者の課題においては、「身体的負担(疲労感)が大きいこと」や「家事の負担が大きく、時間的余裕がないこと」「子どもをずっと見ていなければならず、安らぐ時間がないこと」の解決が重要であると考える人が多数であった。

さらに、真っ先に解決したい子育ての課題と、子どもを持つことに対する阻害要因と感じる課題を相関分析してみた。

結果、「身体的負担(疲労感)が大きいこと」「家事の負担が大きく、時間的余裕がないこと」「子どもをずっと見ていなければならず、安らぐ時間がないこと」は、真っ先に解決したい課題・子どもを持つことに対する阻害要因と感じる課題の割合が高くなっている。

次に、子育てサービスの認知状況・利用状況を調査したところ、「料理、洗濯、掃除等の家事代行により、時間短縮・負担軽減につながるサービス」の認知度が最も高く、次いで「子育ての悩み共有・相談や、子育ての情報交換・勉強会の実施等、子育てに関する漠然とした悩みを解決するサービス」が続いた。

一方で、多くのサービスにおいて「知らない」という回答が約半数およびそれ以上の割合を占めており、認知拡大の余地が大きいことが伺えた。

利用状況については、「子育ての悩み共有・相談や、子育ての情報交換・勉強会の実施など、子育てに関する漠然とした悩みを解決するサービス」が6.7%で最多となっている。

また、「医師への相談や保育士等の専門家に対する悩み相談サービス」「子育ての一時預かりや病児保育、地域での見守り等、一時的に目を離すことができるサービス」など、悩み相談や一時預かりのサービスの利用割合が比較的高いことも分かった。

続いて、サービス利用のない人に対して各サービスの利用意向を調査した。結果、「子どもの急病時における医師の自宅駆けつけサービス」が最多となり、次いで「あらゆる行政・民間のサービスが1つにまとめられ、そこからサービス情報を得たり利用ができるサービス(ポータルサイトのようなもの)」「子ども関連の行政手続きや、母子保健関連の各種情報について、オンラインで管理できるサービス」が続いた。

子育て関連サービスを「使ってみたいと思わない」理由について尋ねたところ、「費用が高い/高そう」といった回答が全サービスにおいて突出して高い割合を占める結果となった。

「その他、子育て関連サービスに関する要望や行政に期待すること」では、費用負担軽減を求める意見が多数を占め、費用負担がサービス利用の大きな阻害要因の1つとなっていることが伺えた。

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