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サバの不漁で広がる「サバ缶ショック」、ネットに「買い占め」を危惧する声

2023年02月17日17時06分 / 提供:マイナビニュース

最近、「サバ缶ショック」とも呼ばれる現象が広がっているという。サバの不漁を要因として、サバ缶の値上げや品不足が目立っているのだ。これがネットで「買い占めが起きないといいけど...」「鯖が駄目なら鰯がある」などと注目を集めている。

例えば現在、全国有数の水揚げ量を誇る宮崎県石巻市では、サバの水揚げ量が減少し、その代わりイワシの水揚げ量が増加しているのだとか。石巻魚市場によると、今シーズンのサバの漁獲量は約9,000トンで、不漁だった昨シーズンの約1万2,000トンから、さらに減少。それに対しイワシは大量に獲れているそうだ。このサバの不漁は、イワシの大群がサバを漁場から追い出しいることが一因ではないかという専門家の指摘もある。

実際、水産食品会社・極洋などはサバ缶詰の出荷を当面の間停止すると発表。2月3日の出荷分からサバ缶詰30品のうち、28品の販売を一時休止。販売再開の時期は未定としている。

同社は販売休止の理由として、昨年から続く記録的な不漁や、水揚げされるサバのサイズが本来よりも小さく、缶詰に適した大きさのサバが揃わないことなどを挙げている。「原料調達に様々な努力を重ねてまいりましたが、品質を維持しながら、安定的な供給を続けることが困難な状況となりました」との説明だ。

サバの不漁は、今シーズンいっぱいは続く見込みとされており、今後もサバ缶詰が不足していく可能性は高いようだ。目下のところ、すでに「サバ缶詰が手に入らない状態が発生している」という小売店もあるという。

この事態にネット上では「うそだろ……優秀なタンパク源でローカロリーでローコストな鯖缶が……?」「鯖が駄目なら鰯がある」「買い占めが起きないといいけど...」「これが本当の鯖落ちって」などの声が寄せられた。

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