旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

Windows 11ミニTips 第169回 電気料金高騰に備えて、PCの省電力設定を見直そう

2023年02月17日00時00分 / 提供:マイナビニュース

我々消費者にとって電気料金の値上げは大きなダメージとなる。特にリモートワークで自宅から、ノートPCや無線LANを使っている場合、月々の支払いに影響して目も当てられない。ただ、デスクトップPCの場合、省電力に関わる設定は最小限だ。

「電源接続時に、次の時間が経過した後に画面の電源を切る」はディスプレイのスリープ(スタンバイ)モード、「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」はPC自身のスリープモードを指す。

ディスプレイ自体の消費電力は100W(ワット)前後だが、筆者の場合現在4枚のディスプレイを並べているため、約400Wの消費を回避できる。PC本体は諸事情からスリープモードを使用していないが、PCゲームプレイ時以外は数十Wの消費にとどまっているようだ。

デスクトップPCの設定はこれだけだが、ノートPCはバッテリー駆動可能なため、電源接続時とバッテリー駆動時のディスプレイ&PC本体のスリープ設定が可能。なお、MicrosoftはCO2排出量削減などを理由に各既定値を変更したとヘルプページで説明しているが、変化は確認できなかった。

ノートPCの場合は電源モードの選択が重要になる。これは過去のWindowsにおける「電源プラン」を指し、既定では「おすすめ」「高パフォーマンス」「最適なパフォーマンス」の3種類から選択可能だ。

「おすすめ」は消費電力のバランスと適度な応答性を実現し、「高パフォーマンス」は文字どおりCPU性能を100%引き出すが、バッテリー消費量も比例する。「最適なパフォーマンス」は処理性能を優先した電源モードだ。

おすすめは「最適なパフォーマンス」だが、今回の趣旨に沿うと「おすすめ」を選択するとよい。日々の報道を見て「一度電源周りを見直すか」と思案しているユーザーの刺激になれば幸いだ。

著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたにおすすめの記事

関連記事

ネタ・コラムカテゴリのその他の記事

地図を探す

今すぐ地図を見る

地図サービス

コンテンツ

電話帳

マピオンニュース ページ上部へ戻る