2023年02月15日17時39分 / 提供:マイナビニュース
Samsung Electronicsは、顧客の在庫調整の影響からファウンドリ事業の稼働率が低下しており、受注を確保するために成熟プロセスの生産受託価格を1割引き下げることで、台湾のネットワーク関連チップメーカーから受注を獲得した模様だと台湾メディアが報じている。この動きに併せるように、成熟プロセスをビジネスの中心に据える台湾ファウンドリのUMCやTSMC傘下のVanguard International Semiconductor(VIS)も条件付きながら、値下げを開始したともされている。
一方のUMCは、生産受託価格の噂についてはコメントしないとしているが、2023年第1四半期の稼働率を70%と、前四半期の90%、その前までの100%と比べるとかなり低く見積もっており、稼働率の上昇は下半期(7~12月)以降との見方を示している。
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