極地研、南極で採取した月の隕石から月の火山活動の変化を確認

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国立極地研究所(極地研)は2月13日、1988年に日本の第29次南極地域観測隊が、東南極のセール・ロンダーネ山地南方に広がるナンセン氷原において採取した月の隕石「Asuka-881757」の全岩化学組成や鉱物の詳細な分析とモデル計算を行った結果、玄武岩でできた同隕石が今から39億年前に、月のマントルの低温な浅い場所で形成されたことを明らかにしたと発表した。