2023年02月13日15時32分 / 提供:マイナビニュース
The Hacker Newsは2月10日、「U.K. and U.S. Sanction 7 Russians for TrickBot, Ryuk, and Conti Ransomware Attacks」において、米国と米国の政府が7人のロシア人をサイバー犯罪に関与したとして制裁リストに追加したと伝えている。指名された7人は、TrickBotやRyuk、Contiといったランサムウェアの開発、これらを用いたサイバー攻撃に関与しているほか、マネーロンダリングやWebサイトからの機密情報の盗み出しなどにも関与しているとされている。
Trickbotは2016年に初めて報告されたマルウェアであり、当初は銀行の口座情報や関連する資格情報などを収集するバンキング型トロイの木馬の一種だったものの、その後の度重なる機能拡張によってより高度なマルウェアプラットフォームに成長した。Trickbotを使用するサイバー脅威グループの背後にはロシア政府が関わっているとされている。
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