東芝エネルギーシステムズは2月9日、2023年2月11日に桐蔭学園、東急、東急電鉄、横浜市の4者が東急田園都市線・青葉台駅正面口改札前自由通路にて実施するペロブスカイト太陽電池の先行実証実験向けに、大面積のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を実験資材として提供することを発表した。
ペロブスカイト太陽電池は塗布や印刷技術で量産できる色素増感太陽電池の1種。変換効率は太陽電池の主流であるシリコン結晶系と比べて低いものの、低コストで大面積に生産可能であり、軽量かつ曲げにも強いことから、壁面などにも取り付けできるといった特徴がある。