2023年02月13日14時05分 / 提供:マイナビニュース
Vadeはこのほど、「Q4 2022 Phishing and Malware Report: Phishing Volumes Increase 36% QoQ」において、2022年第4四半期のフィッシングおよびマルウェアの脅威を分析したレポートを公開した。2022年第4四半期のフィッシングメール数は2億7830万通で前四半期に比べて36%増加し、マルウェア数は5890万通の電子メールを占め前四半期比で12%増加していることがわかった。
Vadeが発表した最新のフィッシングおよびマルウェアレポートの主な内容は次のとおり。
第4四半期のフィッシングメール件数が第3四半期を上回る
マルウェアの感染数は高水準で推移
依然としてグローバルブランドがトップターゲット
金融サービスが最もなりすましの多い業界
他にも、被害者の母国語に基づいてフィッシングページを自動的にローカライズする機能強化されたフィッシングキットが特定されている。サイバー犯罪者がフィッシングコンテンツ作成に人工知能(AI: Artificial Intelligence)を活用していることや、生産性向上ツールを狙った最新のフィッシングキャンペーンなどが報告されており、あらゆる規模の組織がサイバーセキュリティを強化する必要性があると警告している。