大阪公立大学(大阪公大)は2月8日、「外側円板状半月板損傷」に対し、後節半月板を亜全摘手術した場合が、術後の軟骨変性を最も進行させることを明らかにし、若年者であれば半月板の変性が少々強くても、縫合して半月板を温存する方が軟骨を保護できることを示したと発表した。
同成果は、大阪公大大学院 医学研究科 整形外科学の橋本祐介講師、同・中村博亮教授らの研究チームによるもの。詳細は、整形外科・外傷学・関節鏡検査などの広範な範囲を扱う学術誌「Archives of Orthopaedic and Trauma Surgery」に掲載された。