2023年02月08日12時22分 / 提供:マイナビニュース
大東建託が今年、2022年までの居住満足度を調査し、住まい選びをより最適なものにすることを目的とした「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2022<全国版>」を発表している。1位に輝いたのは2年連続で「埼玉県比企郡鳩山町」だったという。ネットではこれが意外な結果だったらしく、驚きの声があがっている。
本調査は、2019年から2022年の期間で、全国47都道府県に居住する20歳以上の男女636,245人を対象とした大規模調査。「非常に幸福だと思う」から「非常に不幸だと思う」までの10段階で評価してもらい、そこから平均値を算出しランキング化したものだ。
結果として、自治体別の「街の幸福度ランキング」で、1位に輝いたのは2年連続で「埼玉県比企郡鳩山町」だったという。埼玉県のほぼ真ん中に位置し、豊かな自然に触れられるまちだ。居住者からは「食べたいものを食べ、欲しいものはほとんど手に入る。家族や周りの人に恵まれている。自分の趣味に夢中になれる」「家族が欠けずに、健康でいる」「家族と仕事が充実している」などの声が挙げられたという。
次いで2位は「大阪府豊能郡豊能町」、3位は「沖縄県中頭郡北中城村」という結果になったという。それぞれ「大阪府豊能郡豊能町」の居住者は「無理して苦手なことをする必要がなくなり、毎日が充実している」「自分の趣味にお金が使える」などの声を、「沖縄県中頭郡北中城村」の居住者は「旦那様とも仲良しだし、友達にも恵まれてる」「美味しいものが食べられる。よく眠れる」「家族、ペットが皆健康で仲良し」などの声を挙げている。
今回のランキングでは、トップ10の自治体はすべて郡部に位置する「町」や「村」がランクインしたとのこと。また、今回の「街の幸福度」トップ10にランクインしている自治体には、同時に発表した「住みここち」に関するランキングでトップ10にランクインしている自治体が1つもなく、住みここちが必ずしも街の幸福度に直結しているわけではなさそうだと、同社は分析している。
また、都道府県別の「街の幸福度ランキング」では、1位に輝いたのは2年連続で奈良県だった。ついで2位は滋賀県、3位は兵庫県だったそう。トップ3は昨年と全く同じで、近畿地方の3県が上位に並ぶ結果になったという。
このほか、「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2022<全国版>」も発表。自治体別ランキングでは、1位が「神奈川県三浦郡葉山町」、次いで2位が「愛知県長久手市」、3位が「大阪府三島郡島本」だった。都道府県別ランキングでは、1位が兵庫県、次いで2位が香川県、3位が愛媛県だった。
ネット上では「埼玉に……幸せが???」「鳩山は草、あそこ何も無いだろ」「何も無いけど、車があればある程度便利だからね」「大東建託が売りたい場所かー」などの声が寄せられた。