フジ医療器、全身を効率よくもみほぐせる機構を備えたマッサージチェア

フジ医療器は2月3日、全身のマッサージの強さを1つのボタンで調節できる機能を備えたマッサージチェア「CYBER-RELAX マッサージチェア M23 AS-R700」（以下、AS-R700）を発表した。2月5日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は428,000円前後。

M23 AS-R700は、全身を効率よくもみほぐせる機構を備えたマッサージチェア。滑らかなもみ心地の360度回転もみ玉と、背すじに沿ったS字フィットフレームでマッサージする「4つ玉つかみほぐしメカ」、お尻から太ももを広範囲にもみほぐす「ローラー3Dメカ」、ふくらはぎと足をほぐす「脚つかみほぐしメカ カスタム」の3つの機構を内蔵し、エアーマッサージを同時に稼働させることで、体を効率よくほぐしていく。

肩から腰にかけて配置されている「4つ玉つかみほぐしメカ」は、肩の位置を検知すると同時に、背・腰の位置を予測しマッサージに反映。ユーザーの身長に合わせたポイントでマッサージしていく。マッサージの強さは、肩5段階、背2段階、腰5段階で調整可能。

「ローラー3Dメカ」は、座面部分に配置された機構。ローラー形状のもみ玉が前後・上下に動き、おしりから太ももにかけた大きな筋肉をほぐす。ふくらはぎと足は、独自開発の「もみ板」が付いた「脚つかみほぐしメカ カスタム」が担当し、ふくらはぎをもみ板でもむと同時に、ローラーでふくらはぎ裏の筋肉を刺激する。もみの強さは2段階で調節。足裏は回転ローラーでほぐしていく。

本体備え付けの大型コントローラーには、全身各部位のマッサージの強さをまとめて調節できる「ワンタッチ強弱モード」を新搭載した。強さは「ソフト」「バランス」「ハード」の3段階から選べ、各部位のマッサージ強さも調節できる。

このほか、面で圧迫したい肩や腕、腰横は、エアーバッグでマッサージする。エアーは3段階で強弱を調節でき、体格に合わせた幅の調節も行える。背と足先には、独自の温め機構「温浴背ヒーター」と「足裏ヒーター」も搭載した。

本体サイズは、非リクライニング時がW69×D133×H109cm、リクライニング時がW84×D203×H80cm。重さは約68kg。電源は家庭用ACコンセント。稼働時間は1かい20分で、消費電力は190W。リクライニング角度は126度～164度で調節できる。張地はPVCレザー。