がんで余命宣告も全身の痛みに耐えて…最高齢ストリッパーのファン、全国に駆けつける

フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00～ ※関東ローカル)では、日本最高齢と言われるストリッパー・星愛美さん(56)とそのファンたちを追った『私が踊り続けるわけ2 ～56歳のストリッパー物語～前編』を5日に放送する。

ストリップ劇場で、涙を流しながら踊り子をみつめる女性たちがいる。彼女たちの視線の先にいるのは、星愛美さん。愛美さんを見つめる女性たちの瞳からは、涙があふれて止まらない。彼女たちは愛美さんの踊りに何を見ているのだろうか…。

愛美さんを全国各地に追いかける「星組」と呼ばれる熱心なファンたち。彼女を応援することがきっかけとなり、互いを支え合う“ファミリー”のように、強い絆で結ばれている。

そんな「星組」の中心メンバー、元警察官のスーさんは10年前に退職後、ふらりと入った劇場で、愛美さんと出会った。全身全霊で舞台に立つ愛美さんの姿にすっかり心を奪われたスーさんは、以来、全国各地へ愛美さんの応援に駆けつけるようになる。そんなスーさんをがんが襲ったのは2018年。生きている限り、愛美さんの舞台を見続けると決意し、余命宣告を受けてからも、全身の痛みに耐えて、全国を巡っている。

一方、愛美さんも年々、踊ることが体力的に厳しくなっている。がんにより子宮を全摘出をした体は、リンパの流れが滞り、体中に痛みが絶えない。そして股関節も悲鳴を上げている。それでもスーさんが劇場に足を運んでくれる限りは、踊り続ける…。

そんな中、スーさんとの連絡が途絶えてしまう。スーさんの身に一体何が起きたのか。女優・本仮屋ユイカのナレーションで追っていく。

前作の『私が踊り続けるわけ ～53歳のストリッパー物語～』は、FOD『ザ・ノンフィクション MASTERPIECE』で配信されている。

(C)フジテレビ