本連載の第191回では「なぜ、定時で帰るのか。」という話をお伝えしました。今回は定時で帰れるようにするためのカギとなるDXの入り口、業務の電子化/ペーパーレス化を進める上で大事なことをお伝えします。
これまで紙やFAXでやり取りしていた業務を電子化/ペーパーレス化するときに、今まで使ってきた紙資料のフォーマットをそのまま変えずに電子化しようとするケースをよく見かけます。今使っているフォーマットをそのまま使いまわすので、電子化を推し進める人にとっては楽かもしれません。この方法でも電子化自体は達成できますが、業務効率を上げる効果はあまり得られないでしょう。