安藤ハザマとミライト・ワンは2月2日、トンネル施工における省人化と安全確保の両立を目的として、ローカル5G(第5世代移動通信システム)の品質検証および低遅延カメラによる映像処理の高速化検証を実施し、有効性を確認したことを発表した。実証は北海道新幹線、後志トンネル(天神)他工事の坑内において実施した。
実証では、ローカル5Gの移動局と基地局間の距離を200メートル、300メートル、400メートルに設定し、電波強度、スループット、遅延時間を測定した。その結果、電波強度が極端に減衰することはなく、スループットと遅延時間も良好な値であることを確認したという。