日立製作所が2月1日に発表した2022年4~12月の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比9%増の5275億円だった。デジタルシステム&サービス事業、グリーンエナジー&モビリティ事業が好調で為替影響も業績を後押しした。
売上高にあたる売上収益は10%増の8兆1087億円、年金制度の移行に伴う費用を計上したほか、日立エナジーののれん減損による影響を受け純利益は2922億円と35%減った。同社が重要指標と定めるコア・フリー・キャッシュ・フローは485億円の赤字から749億円の黒字に転じた。