2023年02月01日16時29分 / 提供:マイナビニュース
GMOインターネットグループでサイバー攻撃対策事業を行うGMOサイバーセキュリティ byイエラエは、昨年12月10日に自衛隊サイバー防衛隊にペネトレーションテスト訓練を実施したことを発表した。訓練は自衛隊サイバー防衛隊が所属する組織の情報システムへ模擬的なサイバー攻撃を行い、耐性評価を適切かつ迅速に行う実践スキル向上を目的として実施。
デジタル・フォレンジックやペネトレーションテスト用に設計されている「Kali Linux」を活用し、外部のCTF(Capture The Flag)形式での協議会やハッキングコンテスト等において入賞実績を持つ技術者による攻撃ツールやテクニックなどオフェンシブセキュリティに関する技術指導ほか、ペネトレーションテスト関連資格の基準に基づく訓練やスキル評価を行っている。
同社は、サイバーセキュリティ人材育成プログラム「IERAEA ACADEMY」や「ペネトレーションテスト(侵入テスト)」のサービスを展開しており、本年1月17日には、技術情報流出防止への貢献により警察庁から感謝状を贈呈される活躍を見せる。自衛隊サイバー防衛隊は2022年3月、サイバー防衛隊隷下の自衛隊指揮通信システム隊を改編し、陸海空自衛隊の共同部隊として設立。任務としてサイバー攻撃などへの対処と防衛省・自衛隊の共通ネットワーク「防衛情報通信基盤(DII)」の管理・運用を担う。