2023年02月01日10時48分 / 提供:マイナビニュース
神戸大学、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、メディカロイドの4者は2月1日、約500キロメートル離れた東京と神戸の2拠点間において、スタンドアローン(SA)方式の商用5G(第5世代移動通信システム)を用いて、若手医師のロボット手術を熟練医師が遠隔地から手術支援ロボットでサポートする実証実験を実施し、成功したことを明らかにした。
今回の実証は、地方部の若手医師が執刀するロボット手術を都市部の熟練医師が支援することを想定して実施した。若手医師がいる赤坂インターシティコンファレンス(東京都 港区)と、熟練医師がいる(統合型医療機器研究開発・創出拠点(兵庫県 神戸市)に、手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ) サージカルロボットシステム」を配置して、拠点間を5Gおよびクラウド基盤(docomo MEC、MECダイレクト)で接続。二つのサージョンコックピットでロボット手術を行う「デュアルコックピット機能」を導入し、高精細な手術映像や音声、ロボット制御の大容量データをセキュアかつリアルタイムに伝送した。
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