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お悩み解決家電 第11回 家族で使えるスマートロック(ドアのカギ)は?

2023年01月29日10時00分 / 提供:マイナビニュース

暮らしの中でふと出てくるいろいろなお悩み、家電を利用して解決できることは多いもの。IT・家電ジャーナリストで家電製品総合アドバイザーの安蔵靖志さんに、おすすめ家電や使い方を紹介してもらいます。

○今回のご相談

子どもが小学校に入学するのですが、共働きのためカギを持たせることになります。子どもがカギをなくすのが心配なので、スマートロックというものを使ってみたいと考えているのですが、家族で安心して使えるおすすめの製品はありますか。(30代・女性)
○SwitchBotの「SwitchBotスマートロック」(直販価格:9,980円)をおすすめします

https://www.switchbot.jp/pages/switchbot-lock

自宅のカギ(サムターン)に装着することによって、スマートフォン(アプリ)などでカギを開閉できるようにするスマートロック。数多くのメーカーから販売されています。その中でも、SwitchBotの「SwitchBotスマートロック」をおすすめしたいポイントは以下です。

取り付けが簡単でさまざまなサムターンに対応
別売品(オプション)を購入すれば、暗証番号や指紋認証での解錠も可能
別売品(オプション)によって遠隔操作も可能

○【ポイント1】取り付けが簡単でさまざまなサムターンに対応

SwitchBotスマートロックは3種類のサムターンアダプターを付属しており、MIWAやGOAL、LIXIL TOSTEM、SHOWAなどさまざまなサムターンに合わせられるようになっています。対応するロック(カギ)型番はSwitchBotのWebサイトで調べられます。

高さも8段階で調節できるようになっているので、興味を持ったらまず自宅のカギに使えるかどうかを確認してみてください。そのほか、特殊な形状のサムターンに対応する5種類の特殊サムターンホルダーも別売で用意しているのも大きな特徴です。

取り付けは、サムターンのカギの真上にサムターンアダプターが来るように両面テープで貼り付けるだけと簡単。電源にはリチウム電池(CR123A)×2本を使い、1日に10回の解錠・施錠で約180日の使用となっています。

○【ポイント2】別売品を購入すれば暗証番号や指紋認証での解錠も可能

家族が使うスマートロックとして、SwitchBotスマートロックをおすすめしたい最大のポイントは、アクセサリーが充実していることです。

一般的なスマートロックは解錠・施錠をスマホアプリだけで行うモデルが多いため、スマホを持たせていない子どもは使えません。しかしSwitchBotスマートロックの場合、別売の「SwitchBotキーパッド(直販価格:4,980円)」もしくは「SwitchBotキーパッド/指紋認証パッド(直販価格:7,980円)」を購入すれば、暗証番号や指紋によって解錠できるようになります。さらに「SwitchBotカード」(3枚入りで直販価格:1,980円)を追加すると、カードキーをキーパッドもしくは指紋認証パッドにかざすだけで解錠できるようになります。

SwitchBotキーパッドは最大100個のパスコード(6~12桁の数字)を設定できるだけでなく、永続的なパスコード、一時的なパスコード、ワンタイム(1回のみ有効)パスコード、緊急パスコードといったように、4種類のパスコードを設定して使い分けられます。指紋認証パッドも最大100個までの指紋を登録できます。

○【ポイント3】別売品を購入すれば遠隔操作も可能

SwitchBotスマートロックはBluetoothによってスマホアプリや指紋認証パッドなどと連携するため、単体では外出先から解錠・施錠状況を確認することはできません。しかし、別売のスマート家電リモコン「SwitchBotハブミニ」(直販価格:4,480円)を購入して設定すれば、離れた場所でカギの解錠・施錠状況を確認したり、カギを解錠・施錠したりできます。

SwitchBotハブミニは、赤外線経由で同じ部屋の中にある家電をリモコン操作するスマート家電リモコン。エアコンやテレビ、照明などの家電製品を遠隔操作できるようになります。子どもが帰宅する前にエアコンを操作して部屋を暖めておく、もしくは涼しくしておくといったこともできるので、SwitchBotハブミニ単体でもかなり魅力的な製品です。

SwitchBotはそのほかにも、壁スイッチや給湯器のスイッチといった物理ボタンを押したり引っ張ったりできる「SwitchBotボット」、カーテンを自動的に開閉してくれる「SwitchBotカーテン」などもラインナップしています。どれもSwitchBotハブミニを介して遠隔操作が可能です。

キーパッドやハブミニなどをそろえると約20,000円の予算が必要になるものの、自宅を“スマートホーム化”してセキュリティを強化したり、生活の利便性を向上させたりしたい人にはぴったりの組み合わせだと思います。
○こんなスマートロックもおすすめ

■別売リモコンで解錠・施錠が可能
ユーシン・ショウワ「SADIOT LOCK 2」(直販価格:13,200円)

約100年の歴史を持つカギメーカーが開発したスマートロックです。スマホのGPS機能を使うことで、カギを閉め忘れたまま出かけるとスマホにお知らせしてくれるだけでなく、そのままオートロックすることも可能な「しめ忘れ通知機能」のほか、ドアが閉まったことを検知してから自動で施錠するドア開閉検知式のオートロック機能などを備えています。

別売で、ドアの解錠・施錠をワンタッチで行えるリモコンキー「SADIOT LOCK Key」(直販価格:3,300円)や、遠隔地からの状況確認や施錠・解錠が可能になる「SADIOT LOCK Hub2」(直販価格:4,950円)などもラインナップしています。

■別売でリモコンキーや暗証番号パッドも用意
Qrio「Qrio Lock(Q-SL2)」(直販価格:25,300円)

サムターンに装着して、スマホなどから解錠・施錠できるようにするスマートロックです。別売の「Qrio Key(Q-K1)」(直販価格:4,950円)や「Qrio Key S(Q-K2)」(直販価格:6,600円)を利用すると、リモコンキーによる解錠・施錠ができます。Qrio Key Sの場合はハンズフリー解錠も可能です。

Qrio Lock本体とQrio Keyに加えて、遠隔操作や遠隔地からの解錠・施錠確認を実現する「Qrio Hub」(実勢価格:8,760円)をセットにした「Qrio Lock+Qrio Hub+Qrio Key セット」(直販価格:39,930円)などもラインナップしています。そのほか、別売の「Qrio Pad」(直販価格:22,000円)を使うと、付属のカードキー「Qrio Card」や暗証番号で解錠できるようになります。

安蔵靖志 あんぞうやすし IT・家電ジャーナリスト 家電製品総合アドバイザー、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演中。 この著者の記事一覧はこちら

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