Windows 11ミニTips 第164回 デスクトップに現れるEdgeのショートカットファイルを禁止する

当初は新規インストール時のみ現れていたMicrosoft Edge（以下、Edge）のショートカットファイルだが、最近は仕様が変わったのだろうか。筆者は検証用にCanaryチャネル、Devチャネル、BetaチャネルのEdgeもインストールしているため、ショートカットファイルを見かける頻度が増えていた。

上図はWindows 10ながらも、Edgeバージョン109への更新時に、ショートカットファイルが%PUBLIC%\Desktopフォルダーに生成されている。その都度削除してもいいのだが、Edgeのポリシー設定には、インストール時にデスクトップへのショートカットファイルの作成を禁止するCreateDesktopShortcutがある。こちらを試すことにした。

reg add "HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\EdgeUpdate" /v "CreateDesktopShortcut" /t REG_DWORD /d 0 /f

本Tipsは検証に至っていないものの、Microsoftの公式ドキュメントにある内容だから、おそらく大丈夫だろう。ただし、「Edgeが既にインストールされている場合、このポリシーの効果はない」ともある。これでも、Edgeのショートカットファイルが現れるようであれば、また別の対策を講じたい。

著者 : 阿久津良和 あくつよしかず 1972年生まれのITライター。PC総合誌やDOS/V専門誌、Windows専門誌など、各PC雑誌の編集部員を経たのちに独立。WindowsとLinuxをこよなく愛しつつ、PC関連の著書を多数手がける。近年はBtoCにとどまらず、BtoBソリューションの取材やインタビューが主戦場。休肝日を設けず日々飲み続けてきたが、γ-GTP値が急激に増加し、早急な対応を求められている。 この著者の記事一覧はこちら