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初心者のためのインターンシップ&就活の基礎知識 第16回 面接の注意点を再確認 - 自分の印象を左右するポイントを解説

2023年01月28日09時01分 / 提供:マイナビニュース

エントリー解禁まで残り1ケ月。いよいよ秒読み段階に突入しました。3月に入ると会社説明会への参加、エントリーシートの提出に続き、早い企業では面接が本格的にスタートします。

そこで今回は、個人面接、集団面接、グループディスカッションなど面接形式ごとに注意点を解説していきます。選考突破に向けて、万全の準備を整えてください。

○照明とカメラ目線を意識して印象アップ

面接は、個人面接、集団面接、グループディスカッションの3つの形式が主流です。個人面接は、コロナ禍の影響でWEB形式が中心となっているので、まずは、WEB形式で実施される個人面接の注意点から解説していきます。

大学の授業やインターンシップで「オンラインでのコミュニケーションはお手の物」という方も多いでしょう。

通信環境やアプリについては、あらためてご説明する必要はないかと思いますが、(1)印象をアップする照明の工夫、(2)面接中の目線合わせ、(3)メモや資料に頼り過ぎない、以上3点には要注意。

WEB面接ではできるだけ表情が明るく映るように配慮しましょう。部屋の照明やデスクのライトで明るさが不足するならスタンドライトの導入を考えるべきです。

そして、面接中はできるだけ面接官と目線が合うように注意します。ノートパソコンのカメラはディスプレイの上部についていることが多いですが、カメラばかり見るのではなく、画面上の面接官と目線を合わせるように意識しましょう。

また、WEB面接を受ける際に、手元にエントリーシートのコピーを置いたり、パソコンのディスプレイまわりに回答用のメモを貼ったりして準備する人がいると思います。しかし、質問の回答を探して目線がさまよったりすると逆に悪い印象を与えてしまいかねません。くれぐれも資料やメモに頼りすぎないようにしてください。
○集団面接では持ち時間を意識し、他の学生の発言も聞いておく

集団面接は、学生2〜3人が同時に面接を受けるスタイルです。コロナ禍の影響か集団面接を実施する企業は減少傾向かと思いますが、実践的な経験を積む機会が少なくなった分、もし集団面接が実施されるとどう対応すればいいか迷ってしまう人もいるでしょう。

集団面接で特に注意すべきは次の2点。まず、自分の持ち時間を意識して簡潔に答えていくこと。面接を受けているのは自分だけではありません。面接官の質問には順番に答えていくので、自分だけ長々と話すのはよくありません。要点を絞って手短に答えることを意識しましょう。

また、自分以外の学生の発言をしっかり聞いておくことを忘れないように。というのも、面接官はまれに「今の発言に対して、あなたはどう思いますか?」と聞いてくることがあります。

隣の学生が話をしているときは、ついつい次に自分が話す内容のことで頭の中がいっぱいになりがちですが、油断は禁物です。面接官から急に話を振られて、しどろもどろになってしまわないように、他の学生の話もしっかり聞くようにしましょう。
○グループディスカッションで悪目立ちは禁物

グループディスカッションは選考の初期段階で実施されることが多い形式です。5〜6人でグループを作って、面接官から与えられたテーマや課題について議論を進め、グループごとの考えをまとめて発表します。

限られた時間のなかで無駄なく議論を進めるためには、役割分担を決めることと時間配分を決めて予定通りに議論を進めることが大切です。

役割分担を決める際、リーダー役にこだわる人がいますが、リーダー役になったからといって評価が高くなるわけではありません。役割には必要以上に固執せず、ゆずりあうことを意識しましょう。

また、議論を進めるなかで、自分ばかり目立とうとするような個人プレーはおすすめできません。自説を長々と発表したり、他の学生の発言を否定したり、発言を遮って自分ばかり話すのはマイナス評価につながります。

グループディスカッションでは、個々人がどれだけチームの成果に貢献できるかが問われます。みんなで意見を出し合い議論を重ね、グループ全員でゴールを目指す姿勢を心がけてください。

今回は、面接スタイルごとに注意点を解説しましたが、面接に関してはまだまだお伝えしたいことがたくさんあります。次回以降も面接関連のアドバイスをお届けしたいと思います。

吉本隆男 よしもと・たかお キャリアライター&就活アドバイザー1960年大阪生まれ。1990年毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ)入社。採用広報ツールの制作を幅広く手がけ、その後、パソコン雑誌、転職情報誌の編集長を務める。2015~2018年まで就職情報サイト「マイナビ」の編集長を務めた後、地域創生をテーマとした高校生向けキャリア教育プログラムの開発に従事。2020年定年退職を機にキャリアライター&就活アドバイザーとして独立。日本キャリア開発協会会員(CDA)、国家資格キャリアコンサルタント。著書に『保護者に求められる就活支援』(2019年/マイナビ出版) この著者の記事一覧はこちら

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