2023年01月24日11時35分 / 提供:マイナビニュース
KDDIは1月24日、サムスン電子と富士通の協力によって、1月19日に大阪府大阪市内でO-RAN標準インタフェース準拠のオープン化した5G(第5世代移動通信システム)仮想化基地局の商用展開を開始したことを明らかにした。
今回商用展開を開始した基地局は、2022年2月に商用通信に成功したO-RAN標準に準拠した基地局のソフトウェアを更新したものだ。サムスン電子の無線制御装置(DU:Distributed Unit、CU:Centralized Unit)と富士通の無線装置(MMU:Massive MIMO Unit)をオープンインタフェースで相互接続している。無線制御装置は汎用サーバ上に完全仮想化された基地局ソフトウエアを搭載してネットワーク機能を実現しているという。
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